卒業しました。

文責:實重

このたび、同志社大学を卒業しました。ジャバスタという団体のおかげで私の大学生活は非常に有意義なものになりました。これは、ジャバスタに関わってくださったすべての方々のお陰です。御礼申し上げます。私が卒業してもジャバスタは来年度以降も存続します。これからもご支援を宜しくお願い致します。
以下に、卒業に際して私が書いた文章を掲載しておきます。
實重 隆宏

卒業にあたって

先日、高速に乗って大阪の自宅から島根県の祖母の家に自分で運転していったことがある。
大阪から島根県の間には
兵庫県・岡山県・鳥取県を通過するのだが、大阪と島根には非常に思い入れがあるのに対して、兵庫県・岡山県・鳥取県には全くなんの感傷も沸かない。

おそらく大多数の大学生にとっての大学も同じようなものだと思う。高校を卒業した後、社会人として社会にでる・会社に勤めるまでの単なる通過点の4年間でしかない。だからこそ、大学で何が起こっていようと、どのような問題があろうと関心を持たないし、取り組むことをしない。

私もそうだし、私の周りにいる人間や、学生運動をやっている人間は「いま、この瞬間の大学生活(必ずしも大学生活とは限らないが)をいかに良い物にするか」という点を深く自分なりに考えており、主張を持っている。決して「大学生活よりもその後にある社会人生活が大事」という考えはしていないように思う。

しかし、今を精一杯生きれない人間にいったい何ができるというのか。

私の人生もそうだった。中学時代は何も考えずに勉強をし、高校に進学したら「一生懸命勉強して良い大学に行ったら自由で楽しい生活が待っているぞ」と教師から言われ、やりたいことを犠牲にして勉強をしてきた。それを盲目的に信じ大学に行ったら、自由とは程遠い大学が待っており「一生懸命就活をして良い企業に入ったら良い人生が待っているぞ」と言われた。
おそらくこのまま流されて人生を過ごせば「結婚するために今は我慢」とか「子供が大きくなるまで我慢する」とか「老後のために~~」とか、結局未来の為に、将来のためにかけがえのない今を犠牲にし、結果としてなんの中身もない人生になってしまうのではないか。いったい自分の人生の本番はいつやってくるのか。死ぬ間際になって後悔するような人生は送りたくない。

もちろん、将来に対する備えが不要であるとは言わない。受験勉強も有益だろうし、就活もせざるを得ないだろう。しかし、大学生諸君には就活という「しなければならないもの」に振り分けるエネルギーの何分の一かでもいい。「今いる大学という場所をどうするべきか」・「今この人生をどう生きるべきか」ということに使ってほしい、使うべきだと思う。

今を大切にできない、今自分がいる場所・組織に無関心な人間が、将来就職したとしていったい何ができるというのか。

私はもう卒業したが、ぜひ今の学生、未来の学生には「今自分がいる場所」に対する問題意識をもってほしい。それこそが人生を豊かにする鍵だと思うし、人間らしい人生を送る為に必要だと思う。

私も新しいフィールドで、この問題意識を持ち続けていきたいと思います。

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